札幌教会・日本キリスト(基督)教団・プロテスタント教会

北海道札幌市中央区にある伝統的な教会

聖書のお話し

「神の愛する子」

更新日:2016.2.8

マタイによる福音書3章13-17節(新P4)

牧師 米倉 美佐男

「そのとき、『これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者』と言う声が、天から聞こえた。」(17節)

「イエスが、ガリラヤからヨルダン川のヨハネのところへ来られた。彼から洗礼を受けるためである。」(13節)主イエスは洗礼を受けるためにヨルダン川のヨハネの所に来られました。ヨハネは主の申し出を断わります。自分が主から洗礼を受けようと思ったのです。ところがイエスは「今は、止めないでほしい。正しいことをすべて行うのは、我々にふさわしいこと」と言われます。主のお言葉を聞いてヨハネはイエスに洗礼を授けました。

福音書の記者はこの時の出来事を次のように記しています。イエスが洗礼を受けて水の中から上がられると、天がイエスに向かって開きました。そしてイエスは神の霊が鳩のようにご自分の上に降ってくるのをご覧になったのです。その時、最初にお読みした「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」と言う声が、天から聞こえたのです。

聞くべきメッセージの第一は、主イエスはヨハネから洗礼を受けられたこと。第二は洗礼を受けられた後、天からイエスを「これはわたしの愛する子」という声が聞こえたことです。ここで示されるのは神の子宣言がなされているのです。「見よ、わたしの選んだ僕。わたしの心に適った愛する者。」(イザヤ42・1)それが17節の言葉です。イエスはメシア(キリスト)です。イエスがどのようなキリストであるかを知ることが重要です。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。」(ヨハネ3・16-17)主イエスは神の子でありながら真の人となられたのです。

(2016年1月31日降誕節第6主日礼拝説教より)

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