札幌教会・日本キリスト(基督)教団・プロテスタント教会

北海道札幌市中央区にある伝統的な教会

牧師紹介

米倉 美佐男(よねくら みさお) 牧師

1950年 横浜市生まれ
1967年 教団神奈川教会 滝沢陽一牧師より受洗
1969年 東京神学大学入学
1976年 東京神学大学博士課程前期卒業
1976年 教団国東教会〔大分県〕主任担当教師就任
1981年 教団横浜指路教会〔神奈川県〕担任教師就任
1984年 教団聖和教会〔東京都〕主任担任教師就任
2009年 教団札幌教会主任担任教師就任

「わたしを強めてくださる方のお蔭で、わたしにはすべてが可能です。」
  フィリピの信徒への手紙4章13節


 ようこそ札幌教会のホームページに。私は札幌教会の牧師の米倉と申します。このHPが開設されて10年がたちました。開設された2009年は当教会の創立120年の年です。そしてわが国にキリスト教のプロテスタントが伝えられてから150年の年でもありました。ですから今年はプロテスタント伝道開始160年目、当教会は創立130年になります。
 一昨年2017年はプロテスタントが始まったことを覚える宗教改革(1517年)から500年の年でした。日本にキリスト教が伝わったのは1549年F・ザビエルが来日したのが最初だと言われています。歴史は大変興味深いもので彼の属するイエズス会ができたのは、M・ルターやカルヴァン達による宗教改革に影響されてのことでした。
 私は思います。私たちの信じているキリスト教がどのような形であれ、もっとこの国にキリスト教が根付いてほしいと。私たちは焦らず、少しでも多くの人たちに主イエス・キリストの福音をお伝えしたいと祈っています。この教会の先達が残して下さった財産の一つ、石造り(札幌軟石)の礼拝堂は風雪に耐えてこの地で116年、威風堂々と立ち続け、道行く人々にその存在感をアピールしています。残念ながら管理上の問題があり、普段は開放されていませんが、日曜日の礼拝時には毎週使用していますので、興味のある方はお出でください。どなたでもお入り頂けます。但し、礼拝を行っている午前中だけですが。会堂閲覧のご希望の方は事前にご連絡いただければ対応できる時もありますので教会に問い合わせしてみてください。対応できない時もありますのでその節はご容赦ください。

 昨今の世界情勢、そして我が国の置かれている状況は今大変不安定な様子です。戦争の悲惨さを知らない世代が多くなった中で見失ってはならない大事なことがあることを伝える勇気を持ちたいと思います。喉元過ぎれば何とかで、不戦を誓った姿勢が根底から揺らぎかねない状況があります。この国を問い直す姿勢がこの北の大地からできればいいと思います。私たちはどのように歴史の出来事に向き合って行くかを問うことが大事です。歴史の学びは信仰の捉え方と向かい合う姿勢が同じです。聖書の読み方は自分がどのように神に向かって生かされているのかを問いつつ、そこに大いなる主イエス・キリストの愛と恵みがあることを知らされ学ぶ事です。信仰も歴史認識も観念で終わらせてはなりません。本当の意味での「平和」とは何か、聖書の中にその答えがあります。

 三年前の夏、横浜にいる父が逝去しました。93歳の生涯でした。身びいきですが立派なキリスト者でした。その父の遺言は「子供や孫たちにキリスト教信仰を代々継承してゆくよう」でありました。それが受け継ぐべき全財産でした。この世の資産は殆どありませんでしたが父のその全存在をかけて残すべきものを示した姿勢には頭が下がります。誇りに思います。私もその信仰を継承できることを嬉しく思っています。

 冒頭の聖句は私の愛唱聖句です。本当は口語訳の訳が馴染んでいますが、意味は私たちを強くしてくださるイエス様を信じているなら、不可能は無いと言うことを示しています。
主イエスを信じることに真の希望があるのです。

 札幌で生活をさせて頂くようになってから10年、与えられた二人の孫も順調に育ち、上の孫娘は7歳、下の男の子は4歳になります。親は母一人になりました。二人の子供も長女は京都で、長男は千葉で元気に暮らしています。私は妻と二人で北国の生活を堪能させていただいています。感謝です。

 最後に皆様を教会の礼拝にお招きいたします。日曜日は午前9時半から第一礼拝(CS)、午前10時半から第二礼拝(主日)です。どうぞお出でください。あなたのご来会を心からお待ちしています。

(2019年6月21日)