札幌教会・日本キリスト(基督)教団・プロテスタント教会

北海道札幌市中央区にある伝統的な教会

聖書のお話し

「真理の霊が来る」

更新日:2013.2.4

ヨハネによる福音書16章1-15節(新P200)

牧師:米倉 美佐男

「しかし、これらのことを話したのは、その時がきたときに、わたしが語ったということをあなたがたに思い出させるためである。」(4節)
主イエスは弟子たちに、主を証しすることを託しました。十字架による自らの命の終わりを意識されてのお話でした。弟子たちがその時、慌て、落胆しないようにとのご配慮です。この世は主イエスに従う者たちを会堂から追い出し、殺すだろう。弟子たちが迫害に会うとの警告が語られます。

主イエスを証しするから憎まれ、伝道するから迫害され、殉教することもある。しかも、迫害する者たちは、それが自分たちの神に奉仕することだと大きな思い違いをする。彼らのそのような行いは信仰的無知からくるのだと、主は弟子たちに言われます。「私がこれらのことを話したのは、その時(十字架の時)が来た時に、私が語っていたことがその通りであることをあなたがたに思い出させるためである」。

地上での主のお働きが終わり、父なる神のみもとに去られます。その時、主に代わって別の弁護者が来るのです。「初めからこれらのことを言わなかったのは、わたしがあなたがたといっしょにいたからである。」と言われます。
「実を言うと、私が去っていくのは、あなたがたのため
になる。」、弟子たちの側から見るならば、だれが喜べるでしょう。しかし、主は示されます。見るべきものを見る時、聞くべきことを聞く時、本当の意味で何が大切なのかが必ず分ると。主がこの世を去られる。それは十字架です。そして、主に代わる弁護者(真理の霊)が来るのです。今はまだ理解できないが真理の霊はあなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。十字架が示すのは神の愛の確かさです。それによってしか信仰の義はありません。伝道するに際して、真理の霊(聖霊)の導き、助けを信じ、十字架と復活の主だけを信じて生かされましょう。

(2013年1月27日礼拝説教より)

前のページに戻る