札幌教会・日本キリスト(基督)教団・プロテスタント教会

北海道札幌市中央区にある伝統的な教会

聖書のお話し

「神の働きを無にしてはならない」

更新日:2016.7.25

ローマの信徒への手紙14章8-23節(新P294)

牧師 米倉 渚

聖書を読むと今も昔も変わらない生ける主の働きと教会の様子をうかがい知ることができます。10節を読むと「なぜ自分の兄弟を裁くのですか」「なぜ兄弟を侮るのですか?」とあります。偶像に供えられていた肉が混ざって売られていたために、肉を食べることの良し悪しについて同じキリスト者の中でも意見の相違があり、互いのことを裁き合っていたのです。しかし、教会の根底に流れているスピリットがあります。「わたしたちは、生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死ぬのです。従って、生きるにしても、死ぬにしても、わたしたちは主のものです。」

だから食べる人は主のために食べ、食べない人は主のために食べない(6節)と言われています。相反する生き方ですが、両者共に神に感謝しキリストにあって生きているのです。しかしキリストから、離れてしまっている人に対しては「兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って二人だけのところで忠告しなさい」(マタイ18・15)と言われています。

自分の持っている義が本当に正しいかどうか、神様の前で吟味しなければなりません。わたしたちは何を見るべきでしょうか?「神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです。」(17節)私たち自身が本当に神の国に生きているでしょうか?救われている喜びに立っているでしょうか?わたしたちの信仰生活も色々な時があるでしょう。主にある喜びに満たされている時もあれば、信仰が弱って萎えてしまう時もある。それでも主はおられ、キリストが私のために生きて死んでくださった事実があります。かかる必要のない十字架にわたしたちの負いきれない罪のために死んでよみがえってくださった主がおられる。わたしたちはこの御方の命を現す器とされているのです。

(2016年7月17日主日礼拝説教より)

前のページに戻る